コロナ禍の状況ではありますが、中国出張を命じられ、無事に（？）隔離生活を開始しております。
この記事では、日本から中国に入って、隔離ホテルに収容されるまでの話をしてみたいと思います。皆さんの参考になれば嬉しいです。
日本の空港の状況
僕は関西空港から中国に出発しました。
現時点で、日本の空港の中で中国便が飛んでいるのは「成田空港（NRT）」と「関西空港（KIX）」だけです。僕は、関西空港から中国に向かいました。
現在、コロナ禍なので海外への渡航をする人が大幅に減少している状況です。
この状況のため、飛行機の便も少なく、関西空港は閑散としています。
食事をできるところ、買い物をできるところが非常に限られておりよく注意する必要があります。関西空港では、個人的にはプライオリティーパスを使って大韓航空ラウンジ（KALラウンジ）やぼてぢゅうさんで無料で食事をするのが楽しみなのです。
しかし、今回はどちらも営業しておらず、残念。
仕方なく、日本そばを食べました。
注意をしてほしいこととしては、
外貨交換をする事のできる箇所が限られています！！
出国前に、外貨交換をされることをおすすめします。
出国後外貨交換できそうな場所が見つかりませんでした。また、到着した空港では外貨を交換することはできませんでした。
出国前が外貨交換のできる最後のチャンスである可能性があります。
チェックイン手続き
チェックイン手続きの際に、見せるように言われたのは、
- パスポート
- グリーン健康コード
- 税関に申告する健康状況申告書のアプリ（ない場合はその場で登録するように支持される）
でした（グリーン健康コードやアプリについてはこちらを参照してください）。
チェックインして出国するまでは、提示しなければならないものが多いだけで、いつもの出国とあまり変わりんがない雰囲気でした。
飛行機に乗った瞬間テレビで見たような世界！
しかし、飛行機の載った瞬間景色は一変しました。
というのも飛行機に乗っているCAなどの乗組員たちは達は皆、白い防護服を完璧に着ています。よくテレビで見るやつです。それを見るだけで緊張感が高まってきます・・・。
防護服を着て、機内のサービスを行っています。
この格好で、ミッキーやミニーのぬいぐるみを売っていたときは少し笑いそうになりましたが・・（笑）。
また、機内でPCR検査などの同意書を書くように指示を受けました。
そして中国の空港に到着
そして、程なくして中国の空港に到着します。
そこからが、いろんな事があってバタバタでした・・・・。
- 税関の健康状態のアプリを見せる
- ダブル陰性証明の原紙を見せる
- なにか色々と聞かれる（コロナウイルスにかかったことありますか？体調はどうですか？など）
- PCR検査を受けさせられる（僕の場合、鼻と喉の2箇所で検査されました。肛門じゃなくてよかった・・）
- 入国審査
- 荷物受け取り
なお、空港や飛行機で働く人すべて、空港から隔離ホテルに移動するまでに働いている人すべて、そして、隔離ホテルで働いている人すべて・・・みんな完全に防護服を着ています！まさに、テレビで見た中国の感染対策です！！ すごく徹底しています！！
バスに乗る
荷物を受け取って外に出ると、すぐに、
「バスに乗るように」
指示をうけました。
言われるがままに、バスに乗車しました。
ある程度、乗客の人数が揃ったところでバスが出発。バスの中からはすべて「中国語」での説明になるので、僕はほとんど理解できませんでした。
そして、道中でホテルの名前と部屋番号が記された紙を渡されます。
ここでやっと、長い隔離生活を過ごすことになるホテルの名前が判明するのです！
ホテルの名前を聞いた途端、
- このホテルは以前、宿泊したことがある（もちろん平時のとき）
- 隔離ホテルとして使用されているという噂は聞いていた
ことが判明しました。
すべてが想定内だったので、個人的には少し安心しました。
ホテルに到着！特に何の説明もないまま部屋に・・
そして、40分ほどバスで走ったでしょうか？
隔離先のホテルに到着します。そしてバスの中で少し長い時間待たされます。
その後、急にバスを降りるように指示されました。
あれよあれよと言う間に、
- 隔離飯を一食分渡される
- 部屋に入るように言われる
- 部屋に入る前にグループチャット（Wechat）に入るように言われる
などのことが何の説明もなく、進んでいきます。
隔離される部屋の写真
最初の隔離飯
不安に感じたこと
いろいろと不安に感じることがあります。
以下、僕が不安に感じたことを羅列してみます。
- 今の時点で、誰がどの部屋で隔離されているかが管理されている様子がありません。いつから？どうやって、管理されるようになるのか？イマイチわかりません。
- Wechatのグループに登録したものの、いまだに特に連絡がありません。どうしたものか？
- お金の精算に関する説明がありません。部屋に入って見ると、「Wechatで支払うように」みたいなことが書かれていますが、僕はWechatで支払うことはできません（Wechatで支払うためには中国の銀行口座が必要）。クレジットカードしか持っていないですけど、大丈夫かな。
いろいろと不安に感じます。
とにかく乗り切っていくしかありません。これからしばらくの隔離生活を頑張って耐えていこうと思います！
僕を励ましたいと思ってくださる皆さんへ
僕はとっても苦しい隔離生活を送っています。
皆さんにお願いがあります！！
僕をはげましてやってください。
特にお願いしたいのは2つです。
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隔離生活は暇で仕方がありません。
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中国での隔離生活での必需品の一つが「VPN」です。
中国では、インターネットの規制がありLINE、Youtubeやグーグル、ヤフーなどのサービスを使うことが出来ません。これは本当にストレスになります。
しかし、VPNというサービスを使えば、日本からインターネットをしているのと同じ環境を構築することができます。VPNサービスの中でも有名なのが「セカイVPN」です。
中国出張に行かれる前に、必ず契約しておきましょう。
なお、中国から契約しようとしても手遅れ（契約できません）ので出国前に必ず契約してくださいね。
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